エピクテトス幸福論
エピクテトスの幸福論
己の力の及ぶものと及ばないものを識別し、自己抑制をもって生きることを説く。
一般的認識の幸福論です。
一理あります。
前半は孫子的な観点です。
後半は自己抑制はリスク管理的には大事です。
しかしこの考え方を間違って解釈して浸透する結果が今の日本だと思います。
例えば典型的な例をいえば
【お金持ち=幸せ】ではないという人がいます。
では【貧困に我慢する=幸せ】ですか?
はっきりいいますと。
お金と幸せは別枠で同じくくりで計ることは違うと思います。
お金持ちでも幸せな人は幸せですし、貧困でも幸せな人は幸せなのです。
同じ空でもみる人の気持ちで見え方が変わるのは有名な話です。
心次第です。
【お金持ち=幸せ】ではない考え方。
これは本来の幸福論から乖離した考え方で僻みや歪みです。
事実な場合もありますが事実でない場合もあり履き違えている形になります。
本来の意味は自分の力をわきまえ傲慢にならないという形だと考えます。
リスク管理にも応用が効くと捉えるとよいと思います。
また成長に限界を作りやすいのでとらわれないことが大事です!