令発するの日、士卒の坐する者は涕襟を霑し、偃臥する者は涕巸に交わる。これを往く所なきに投ずれば諸けいの勇なり。
兵士は財産も欲しく生命は惜しいのです。
出陣の命令が下がったとき、死を覚悟して涙をながし襟を濡らしたはずです。
その彼らが戦場で奮起して戦うのは絶対絶命の状況に置かれたからです。
死を目の前にする絶対絶命の状況は現代はないがリスクにある程度、身をおいてこそ自らの力は発揮されると考えます。
相場は投資家において戦場です。
[ほんとはとっとと利益確定して逃げたい]
しかし大きな利益はその先にあったりするものです。